初めまして!新人スタッフ、社会福祉士の柏と申します!
本日は先週末に復興支援として、宮城県へ物資輸送に伺った際の様子をご報告させて頂きます。被災地へ伺うにあたり、被災された施設ごとに現在必要な物資の調整をしながら、企業様に声をかけさせて頂きました。
今回は、
株式会社トランスコスモスアシスト様より、台車・ポット・体温計・ゴミ箱・事務用品他多数
ナットソースジャパン様より、電子レンジ・裁断機・テプラ・食器類・事務用品他多数
等をご提供頂きました!
ご協力頂きまして、誠にありがとうございました。
各企業様よりご提供頂いた物資は、WEL’Sのあだちオフィスで各施設毎に仕分けをし、車に搬入しました。
届け先と一覧を記入して仕分け

ご提供くださった物資をワゴン車に積み込み

*5/27(thu.)、あだちファクトリーでの作業終了後、メンバーに見送られながら、何度も現地入りしている先輩スタッフの橋本と、2名で出発!この日は宮城県名取市内に宿泊。
*翌朝5/28(fri.)、最初に訪問させて頂いたのは、宮城県名取市の社会福祉法人 みのり会様。
職員さん、利用者さんと

ご担当の目黒様からは、津波被害により、震災前の場所での事業再開は難しく、今後、施設復興に向けた備品が必要になるといったお話を伺いました。
行なっていたリサイクル関連の作業に関しては、名取市と共同で行なう廃油回収を6月頃より再開するとの事ですので、廃油を加工した自主製品のろうそく生産が再開しましたら、WEL’S主催のイベント等でも販売を検討させて頂きたいと思います。
お話の中で、みんな笑顔で元気コンサートというイベントに携わり、好評だったという事もお伺いしたので、WEL’Sとして音楽を通しても、今後関わっていきたいと感じました。
最後に自主生産のクッキーをお土産にいただきました!ありがとうございます。

*次に訪問させて頂いたのは、宮城県仙台市の社会福祉法人円 まどか荒浜様。
副施設長の一場様より、震災により建物の外形は残っているものの、再利用は困難である為、現在は仙台ワークキャンパス内の一部をお借りし、作業を再開しているとのお話を伺いました。
副施設長と。

主にまゆ関係の作業が中心で、中でも「復幸だるま」は、今後、生産力を上げて販売していく予定とのことでしたので、皆さまにも是非、「復幸だるま」のエネルギーを手にとって感じて頂けるよう、WEL’Sでもイベント等での販売を検討させて頂きたいと考えております。
インパクトのあるチラシ!!

職人技のだるま。一つ一つ大変丁寧に作っておられました!!

* 次に訪問させて頂いたのは、社会福祉法人嶋福祉会 さくらんぼ学園様。
佐野施設長と1枚。建物奥では利用者の皆さんが作業に取り組んでおられ、
あだちファクトリーと似ている作業で、とてもご縁を感じました!

施設長の佐野様より、震災前から行なっていた廃品回収の作業も、アルミ等の単価が下がったり、受注先の企業さんも被災されたりと、収益確保が難しい現状をお話して頂きました。
また、他の施設等では、まだまだ情報が行き届いていない現状も伺い、個別ニーズ調査の必要性を強く感じました。
お話の中で、より深刻な被災された施設のことを、分かった気になってはいけないとおっしゃっていた事がとても印象的であり、当法人でも東京を拠点に活動していく意味や、連携していく役割をより明確にした上で今後、関わらせて頂けることを検討して参りたいと感じました。
*そして本日最後に訪問させて頂いたのは、社会福祉法人臥牛三敬会様。
管理者の加藤様より、津波被害を受け、3店舗が使用出来なくなった損失による工賃目標額の減少や、就労面での懸念等のお話をお伺い致しました。
また、使用不可能店舗に残った物品処理等を、新たに店舗と立ち上げる動きと平行して、行なわなければならないという課題もお話頂き、今後、様々な関係機関との調整が不可欠である状況でした。
加藤様との一枚。震災時の状況をお聞きし、援助者として緊急時にあるべき姿を考えさせられました。
また、就労に向けた訓練のあり方、ジョブコーチのお話など、お忙しい中にも関わらず貴重な情報交換もさせていただきました。

自家製のパスタソースと生パスタの販売は再開しているということなので、今後WEL’S主催のイベント等でも販売を検討させて頂きたいと思います。

また、加藤様が関わっておられます、宮城県内の少年野球チームで現在、軟式野球用のグローブ・バット・ボールが不足しているといった情報を頂きましたので、ご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、ご一報頂ければ幸いです。
*翌朝5/28(sat.)、被害の大きかった宮城県石巻市の、社会福祉法人石巻祥心会様に訪問させて頂きました。
ご担当の斉藤様より、津波がすぐ近くまで押し寄せた当時の様子や、その後、福祉避難所として機能していること等のお話しをして頂きました。
また、法人で運営していたケアホーム4箇所は利用不可能、相談支援事業の回収工事も6月一杯かかるという現状等、まだまだ生活面での安定に向けた課題が多いことも伺いました。
齊藤様と。会議でお忙しい最中、対応くださりました。

現在は福祉避難所として活用されている施設。

この地域は、今回の災害で非常に大きな被害を受けた地域ですが、
その中でも、
石巻祥心会さんは、地域の中でできることを常に考え、実践されているのを感じました。
参考となるブログがございましたので貼り付けさせていただきます。http://kyoudounet.jugem.jp/?eid=24
今後、石巻祥心会様では、石巻市須江小国地区に障害者やその家族が暮らせるケア付き仮設住宅「小国の郷(さと)」の建設を進めており、東日本大震災で生活の場を失った障害者や家族に住まいと各種サービスの提供を通して、今後の生活基盤の安定などに役立ててもらう準備も開始しているので、情報提供等で、WEL’Sとして連携出来る点はご協力させて頂きたいと思っております。
*今回5つの施設様を訪問させて頂く中で、日に日に変化するニーズと、物資や情報提供にご協力頂ける方々をマッチングしていく重要性を強く感じました。
現地訪問だけが復興支援の全てではなく、東京で活動していく中での情報収集や呼びかけ等、今、自分に出来る動きから行動していくことが大切であり、幅広い見地から関わっていく事により、WEL’Sとして提供可能な支援や情報を届けていければと考えております!
今後施設復興に向け必要な物資として、机・椅子等の事務備品のほか、
多数のパソコンが必要になり皆さま心待ちにしておられる様子でした。
これに対応すべくすでに、
トランスコスモス株式会社様よりパソコン数十台
NPO法人イーパーツ様よりパソコン数十台とプリンター
ナットソースジャパン様より事務備品(デスクセット、ホワイトボード)
をご提供いただけることで調整しております。
また、今回の災害支援では、日本財団様より財政的なご支援をいただき、
物資調達と輸送費に充てさせていただいております。
今回、上記施設を回らせていただいた中でも、皆さま口をそろえて、
日本財団さんが
「災害直後に現地に来てくれた」「継続的に支援をくださっている」「すぐに対応くださった」
と、迅速かつ現場優先で対応してくださっていることに感謝しておられる様子でした。
今後の復興に向けては、さまざまな立場の方がそれぞれのできることを協力し合って実践していくことが大切だと改めて実感しました。
WEL’Sでできること。
実践を重ね、整理しつつ、微力ながら協力できればと思います。
以上、長文で失礼致しましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
橋本・柏