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ジョブマッチングパンフレットより閲覧いただいた皆様へ

ZOOMウェビナー及び現地参加のハイブリッド形式

✅3月13日(月)16:00~18:00

✅ウェビナー(現地参加も可)

現地参加は西日暮里ARKにて
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4丁目1−20 西日暮里エーシービル 4F 405号室
Tel/Fax: 03 5832 9703

セミナー概要 

一部 :雇用の質を目指したこれからの就労支援について(60分) 

二部 :就労支援を支えるジョブマッチングツールの紹介(40分)
Q&A:20分 

障害のある方が働く場は、障害者雇用率の向上などによって、就労移行支援事業所での訓練の中で利用者さんに求人情報や実習情報を提供する機会は増えていると思います。

しかし、最近では仕事の内容の多様化によって、支援事業所に届く情報だけでは、利用者さんにイメージがうまく伝わらず、マッチングにつながっていかないといった状況もあるのではないのでしょうか?

・実習の機会があれば相談したい

・まずは見学から

・利用者に合わせて職場内で調整できればマッチングするかも

といったことを考えた支援者の方もきっと多いと思います。

私たち支援者には、「障害のある人が自分自身の「働く力」を最大限に発揮できるように支援すること」が求められます。

そして、そのためにはまずは利用者さんに「働くイメージ」をより伝わりやすい情報として提供し、利用者さんの特性を生かして仕事と関わるための「ジョブマッチング」を図っていくことが、私たち支援に求められる専門性になります。

「特性を生かして働く」ためには、様々な環境下での体験の機会によって、就労に関する適性の理解把握につながります。そのためには、利用者さんの特性の理解だけでなく、仕事をする職場環境の理解つまり、職場のアセスメントの視点が重要になります。

職場のアセスメントにおける初期段階での重要なポイントとしては、

・雇用事業主の真のニーズを理解すること

・事業主担当者に事業所のサービスを知ってもらうこと

・障害の理解を知ってもらうこと

です。

働く意欲のある障害のある人の特性や能力を最大限活かすことができるような支援を行い、最も適した「働く場」に円滑に移行していくためには、障害のある人のアセスメントを行うことと並行して、働く場となる雇用事業主の職場アセスメントをしていくことが必要になるのです。そして、アセスメントで得た情報をもとに、今後必要となる支援を検討し、適材適所での情報提供という対応が必要になるのです。

今回のセミナーでは、職場アセスメントを行うために支援者に必要な、雇用事業主担当者とのコミュニケーションの視点や、就労支援プロセスを経た事業主との関りを通じて、パートナーシップを形成していくことの大切さについて事例を通じて学んでいただきます。

障害者雇用を検討している事業主の支援ニーズとは?

参考までに、今年度当法人で実施したアンケート結果の一部を公開します。

多くの方が、これまで接点がなかったことや、雇用するにしてもどのような仕事が適しているのかがわからないといった認識があります

積極的に雇用したいという回答は1割程度ですが、自社に必要な能力のある障害のある方がいれば雇用したいという回答が5割を超えています。このことからも、いかに「仕事=ジョブ」に焦点を置いた支援、つまりはジョブマッチングの視点が必要になるかがわかります。

有効だと思う支援機関のサポートとしては、障害のある方の職業能力等の適性な把握です。

この結果から考察できることとしては、「事業主にとって適正な職業能力等の把握」とった視点でとらえる必要性であり、その把握のためには事業主の職場環境の理解をしていく必要があります。

昨今、障害者雇用の数は増えていますが、ミスマッチの増加といった課題もあります。

ミスマッチという経験によって、働くことを希望していた障害のある方の就労意欲が低下したり、雇用を進めることに躊躇する事業主もあり、悪循環につながっていく恐れもあります。このような悪循環を防ぐためにも、私たち支援者は、今一度職業リハビリテーションの理念に基づいた就労支援プロセスを理解し実践していくことが求められます。

そして、「特性を生かした働き方」の実現に向けて、利用者さんや雇用を検討する会社とのパートシップの視点で、障害のある方はもちろん、企業の方にとっても「戦力として働く」という価値を提供できる支援力を向上させ、量だけでなく雇用の質の向上に向けた実践力が必要になります。

今回のセミナーでは、障害者雇用の実情を踏まえて、就労支援プロセスについて説明させていただきます。

この内容に興味のある方、賛同いただける支援者の方は、ぜひ本セミナーへの参加及び現在開発しているツールやシステムに関する説明会にご参加ください。

ジョブマッチングを図る上では、就労支援者が雇用事業主の抱える雇用ニーズに対して、適切な情報を適切なタイミングで伝えることが重要です。そして、事業主の雇用担当者が社内で伝えられることを目的としたコミュニケーションを図ることが求められます。

とはいえ、企業の立場に立って適切なコミュニケーションを進めていくためには知識と技術はもちろん、雇用までのプロセスに合わせた適材適所での情報提供が必要になるでしょう。

そこで、WEL’Sでは就労支援者が障害者雇用を検討している企業担当者とのスムーズなコミュニケーションを図るための、仕組みづくりの一環としてWAM(独立行政法人福祉医療機構)の助成を受け、障害者雇用や就労支援に精通する有識者や企業担当者、支援者の協力の下で、「ジョブマッチングツール」を作成しています。

このツールは、障害者雇用を検討する企業(担当者)からの相談に対応する際に、雇用プロセスに応じた聞き取りや必要な情報提供ができるようにコミュニケーションを補うツールです。

障害者雇用における準備段階から採用活動、就労継続までのプロセスにおいてこのツールを活用することで、いわば障害者雇用におけるロードマップを作ることができ、就労支援者と企業担当者との共同作業をすることで、パートナーシップを形成し、ジョブマッチングのノウハウを蓄積し、本プロジェクトのパーパスである、理念に基づいた障害者雇用の浸透に寄与することを目指しています。


今回、セミナーと合わせて、現在当事業所で開発しているジョブマッチングツールの案内をさせていただきます。本ツールは、就労支援を行う支援者がジョブマッチングを図る際に、事業主への適切な聞き取りや情報提供を行ったり、対象者に合わせて細かな調整を図る際に事業主担当者との必要なコミュニケーションを補うことのできるツールです。

現在、独立行政法人福祉医療機構の助成を受け、システム開発中の状況ですが、今回の説明会参加された皆様には、現在の取り組み状況とツールの配布(無料配布の予定)時期や活用方法についてご案内させていただきます。

なお、本ツールは事業主との関りで必要なプロセスを4つの領域に分けて、プロセスごとに必要な聞き取り情報をまとめたものとなっております。

【支援者が事業主とのコミュニケーションに必要な4つの領域】

なお、このツールは現在試行中ということもあり、就労支援機関に一定期間無料でご活用いただけます。今後、実際に活用する中での共通点や不備を抽出し、「ジョブマッチングシステム」としての就労支援における支援者、企業担当者双方におけるコミュニケーションの仕組みの一つとして、社会資源として確立していくことを目指します。

是非この機会に本ツールをご活用いただけたらと存じます。

なお、配布の条件は、

・本プロジェクトの説明会に参加すること

・本プロジェクトの理念と手法に賛同いただけること

の2点です。

理念に基づいた障害者雇用促進に実戦的につなげていくためにも、まずは本プロジェクトを通じて信頼できる機関の皆様とのコミュニティを構築し、そのコミュニティを生かした実利的な就労支援を企業とのパートナーシップで作る「好循環の就労支援プロセス」を目指していくことの第一歩にしたいと考えております。


セミナー概要 

一部 :雇用の質を目指したこれからの就労支援について(60分) 

二部 :就労支援を支えるジョブマッチングツールの紹介(40分) 
Q&A:20分 

受け付けは終了いたしました。

お蔭様で約200名ほどの皆様にお申込みいただきました!
たくさんのお申込みありがとうございました。

お問い合わせ先
特定非営利活動法人WEL’Sオンライン推進部担当
E-mail:online@wels.jp

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